豊洲スマートシティ推進協議会 代表企業 清水建設株式会社

ARグラス『NrealLight』でマルシェの販売商品情報や交通情報の情報が分かる、実証実験用ガイドARアプリ

豊洲場外マルシェ用 ARガイドデモアプリ

公開日
2022.06.15
プラットフォーム
NrealLight

アウトライン

豊洲エリアは2019年5月に国土交通省スマートシティモデル事業において、先行モデルプロジェクトの都市として選定され、
また翌2020年7月には東京都よりスマート東京先行実施エリアプロジェクトに選定されるなど様々な先端技術の導入に取り組んでいます。

その一環としてこの度、AR/MRグラスを活用し、観光・購買体験の最適化を目的とした、評価用デモアプリを3社共同で開発しました。
今回は現在販売されているAR/MRグラスを比較し、その中から今回の実証実験に最適なデバイスとして「NrealLight」を採用しています。

機能・ポイント

今回は4月16日(土)に実施された「豊洲場外マルシェ」での活用を目的としたARガイドとなっています。

・お買い物/イベントガイダンス
  人が集中するマルシェでもARグラス越しであれば販売商品情報をはじめとする付加情報を確認でき、
  同日開催のイベントやキッチンカーの内容も確認ができます。
・交通ガイダンス
  交通結節点となる1階フロアに移動後の様々な交通手段へのアクセス方法をアナウンスするARコンテンツを実装しています。

AR表示にはアップフロンティアのAR開発サポートツール「CFA」でも採用しているVPS(Visual Positioning System)「Immersal」を
使用しており、現地の地形にフィットした演出を実現しています。
AR開発サポートツール「CFA」:https://up-frontier.jp/cfa-sales

開発には清水建設株式会社、株式会社インフォマティクスから提供いただいたメブクス豊洲のBIMデータを活用し、
より正確なARオブジェクト配置を実現しています。