― Platform Clover は、Webサイトのリニューアルを行いましたが、課題はどこにあったのでしょう?
UPFT:2020年に立ち上がった当初のサイトのデータを見ると、まず、あまり情報更新されてないように見受けられました。情報鮮度が良くないというか、情報更新があまりされていないように見えたので、これはなぜだろう?という疑問からのスタートでした。
川久保:最初のベンダーさんとはかなりやり取りを重ねて、何とかイメージを擦り合わせ、半年間ほどかけて方向性を決めたのですが、形にはなったものの、課題が多くありました。
原口:リリースはできたけれど、その後の開発において、川久保先生の中にあるアイデアを活かせなかったこともあり、ユーザーが使ってみたい、目標を達成したいと思えるサイトにすることが難しかったです。
UPFT:最初に課題点に対する疑問があったので、こちらから好き勝手に提案するのも違う気がしましたし、そもそもSDGsに対する専門的な理解があったわけではないので、まずはWebサイトとして、コミュニケーションの場としてどうあるべきか、ということを考えました。お二人の話はどんどん進化していくので、どこを捉えて具現化すればいいのか、そこは膝を突き合わせて話すべきだと考え、まず川久保先生が何をしたいのか、どうしていくべきだと考えているのかを徹底的に話し合いました。
川久保:UPFTさんに頼んでいちばん有り難かったのは、私たちがイメージしていることを100として伝えると、それが120、130、150になって返ってくるところです。ユーザーに見てもらうための新規機能の提案までしていただいたことは、プロフェッショナルなご対応だと思いました。コンサルティングをしていただいているような印象で、私たちのやりたいことを聞き出して、そこに付加価値を加えてご提案いただき、具現化していく。とても理想的なチームワークのもとで進められたと思います。
原口:通常は、うまくいかなかった案件を引き継ぐということは気が進まないもので、難しいことだと思いますが、そこを引き受けて、川久保先生のアイデアを拾い上げて言語化し、さらには、契約前にもかかわらず、既存の問題点を指摘した提案書まで提出していただきました。もう感謝しかないです。